Poem2☆*



Photo:あにぃ
ポエム:しぃ




海の彼方に沈み行く陽の儚さに
キミの想いを重ねて見ていた
あんなに高い所で輝いてた陽の光も
やがて闇に包まれる時がやってくる

キミの想いもこの陽の光の様に
儚く深い海の向こうに
消えていく時がくるのだろうか

あんなに眩しく輝いていた陽が
こんなにも儚く・・・
そして沈んでしまうなんて・・・

まるでボクの前から
いつか消えてしまうキミの様で
人目も気にせず泣いてしまったボク










夕日に包まれた大地の陽・・・
暗闇は嫌だよ、寂しいから
置いて行かないで・・・
一人にしないで・・・
ワタシも連れて行ってと
キミが泣いている様で・・・

大丈夫、ボクはどこにも行きはしない
ずっとキミのそばに居て
手を握ってるから・・・

暗闇が怖くて不安で
だから寂しくて・・・
そんなキミを置き去りになんかしない
ボクはずっとキミの横にいるよ
ただ黙って横にいるから













子供達の無邪気な声
聞えないフリをして
独り海辺の駅のホームで
キミを乗せた電車を
見えなくなっても
目で追いかけた・・・

健気に笑って見せたキミの潤んだ目が
ボクの心の奥底まで見ていた様で
ボクの心を締め付けた
ボクが告げようとしてた言葉を
判っていたキミ・・・
だから何も言わずに去って行ったキミ

夕日に包まれ切なく聞える海の声を
いつまでもいつまでも聞いていた
失ったキミの笑い声と重ねながら・・・
サヨナラさえ言えない弱いボクを責めながら・・・










二人でいっぱい鳴らした幸せの鐘
鳴らした分幸せになれそうで
今まで流した涙の分だけ幸せになれそうで
気がついたら辺りは夕日に包まれていたね

夕日に輝く海の向こうまで響き渡る
澄んだ鐘の音は温かく柔らかく響き
ボクとキミの心はひとつになった
心が鐘の音と共鳴して幸せ色に染まった

あの時のあの夕日の色を忘れない
ずっと心の中にあの風景を焼き付けた

どこにも行かないでここにずっと居てよ
ボクのそばにいつまでも居てよ
どれだけ心の中で叫んだだろう

ボクはその心の声を打ち消すかの様に
何度も何度も鳴らし続けた幸せの鐘
あの時のあの夕日を思い出しながら
ボクは今、ひとりここに佇み
あの時と同じ夕日に涙がこぼれた・・・