Poem1☆*



イラスト:santo
ポエム:しぃ
この広い空をどれだけ飛べば
キミに逢えるのだろう
今すぐキミに届けたいこの想い
抱えきれない程の想いを
どうしたら伝えられるのか
その術さえ知らないボクは
休む事もせずキミの心へと羽ばたき続け
いつかキミの心にボクの想いが届いた時は
その腕の中で抱きしめて欲しい

広く青い空はどこまでも続いているけれど
ボクとキミの想いはいつまで繋がっているのだろう
ボクが羽ばたくのを止めた時には
きっと繋がってると信じてた想いが
切れてしまう時なんだと判ってる

だから休めない羽ばたく事を・・・

キミに抱きしめてもらえるまでは
飛び続けるいつまでも、いつまでも・・・
キミと繋がっていたいから
いつまでも、いつまでも・・・











もしもキミがありがとうと言ったら
ボクはキミの気持ちを
判ってあげられるだろうか

ありがとうはサヨナラの裏返し
自分の存在でボクを苦しませるから
サヨナラ言わないって言ったキミ

一生懸命な笑顔でありがとうと
背を向けて消えて行くキミの前には
未来へ続く一本道があり
その道を真っ直ぐ行く事が
ボクの為になると思って・・・
ボクの記憶の中から消えてなくなる様に
ありがとうだけ残して行ったキミ

ボクが涙を流さない様に
きっとボクには感じると信じて
ボクの幸せがキミの幸せだって事を・・・

まるで過ぎた時に別れを告げる様に
手を振ったキミへ
ボクは泣かないから・・・








雨音が冷たく心に響く
この窓を開いて飛んで行けたら
広い空を羽ばたく鳥の様に
自由に飛んで行けたら

ガラス窓に映るキミの横顔と
雨粒が重なり合う様に
キミの心が泣いていた

ワタシは翼のない鳥・・・
そう言っているかの様に・・・

いつかこの窓を大きく開く事ができたら
いつかキミの心の扉も開く様な気がして

そしたらボクはキミの手を握りしめ
一緒に飛んであげたい

窓の外にはこんなに広い空があって
こんなに大きな大地がある事
いろんな自然のぬくもりがある事
キミに教えてあげたい

降り止まない雨はないから
雨が止むまで・・・
心の涙が止まるまで・・・
待ってるから

ずっとずっといつまでも
キミを待ってるから







やがて陽は暮れて
辺りは夜に包まれても
帰るあてもないボクだから

淡く漂う様な灯りだけでも
今のボクには明るいと思える今
この時が過ぎない様に
じっと黙って寄り添ってて欲しい

ゆっくり流れる時の中で
優しいぬくもりを感じ
やがてくる時の暗闇を受け止め
寂しさも受け止められるよ
キミと一緒ならきっと・・・

暗闇に包まれた星と月は
今にも消えそうな淡い光を放ち
ここに居るんだよと呼んでるのに
ずっと寄り添う事が
できないんだよね
切なくて愛しくて・・・
でも触れ合えなくて・・・
まるでボクとキミの様だね

せめてこの一瞬だけ・・・
キミのぬくもりに触れていたい
何も言わずただ黙って
寄り添っていたい
夢の中だけでいいから・・・